【ネガティブ必見!】米国配当株でじっくり投資

2022年1月13日

私の基本的な投資方針は、米国高配当株への分散投資です。
色々な本やブログ等を拝見し、私のようなビビりで臆病な投資家にぴったりだと感銘を受け、当該方針を貫いています。一時的な誘惑負けながら・・・

本稿では、配当利回りだの税金だの難しい話はひとまず置いておいて、配当の基本を見つつ、米国配当株投資の心理的なメリットについてご紹介できればと思います。

そもそも配当ってなんだっけ?

配当とは、企業が稼いだお金の一部を、主に現金の形で投資家に対して還元することです。
株の儲けといえば、「〇〇の株が10倍になった」「×の株で100万円儲けた」といった株価の上下に注目が集まることが多いですが、黙っていても入ってくる配当も重要な「儲け」の一部です。

配当が支払われる頻度は国や企業によって様々で、日本の企業では年に1~2回の支払いが一般的です。
配当支払いの時期も、特定の時期に集中しています。

一方、米国は4半期ごとに配当を出す企業(年4回の支払い)が多く、「配当が貰えた!」とより実感できます。
配当時期も様々で、数種類の株を買えば、少額投資で毎月配当が入ってくるなんてこと可能です。

【メリット1】年4回配当による心の安寧

他の条件が同じなら、1年間でもらえる配当額に差はありません。
例えば1,000円を2回貰うか、500円を4回貰うかの違いです。

しかし、私たち人間は概ね心理的に目先の利益にとらわれ、待つのが苦手な生き物です。
よくある今すぐ5万円か一年後の10万円かの問題です。
わかっていても、5万円をみせられるとそちらを選んでしまいたくなります。
特に私のようなビビりにとっては、投資の果実を実感するための半年というのは非常に長く不安なものになります。もしその間に株価が下がろうもんなら・・・

少額でもこまめに配当が入ってくることで、「投資で成果を得ている」と実感できれば、臆病な投資家にとっては非常に大きな心の安らぎとなります。
また株価が下がったときの心理的なダメージを緩和してくれます。

【メリット2】分散投資による配当頻度の増加

メリット1にもつながる話ですが、「成果を得ている」という実感の頻度が多ければ多いほど心理的に前向きになれる気がします。

最低3種類の米国株を買えば、毎月配当が入ってくる組み合わせが構築可能です。
さらに種類を増やせば10日に1回配当が入ってくるなんて組み合わせも簡単です。

証券会社から配当の入金を知らせるメール出社前に確認する。そんな小さな喜びが、なんとも言えない幸福感をもたらしてくれます。

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イメージこんな感じです。たった2.5ドル?侮るなかれ。これで今晩の晩酌は、第三のビールではなく、プレモルになります。

【メリット3】積み立てへのモチベーション

配当は1株あたり〇円、×ドルといった形で支払われます。
よって、収益性が高くちゃんと配当が払えそうな企業の株を買い増していけば、配当による収入は基本右肩上がりになります。

日々入ってくる配当が増えれば、「株で成果を得ている!」という実感も増していき、投資に対して前向きになることができます。

「先月節約して5万円を投資したから、今月〇円の配当が入ってきた」というポジティブな経験は、今月も投資を続けようというモチベーションになります。

【たとえば】毎月配当ポートフォリオ

誰でも聞いたことがあるような会社だけでも、毎月配当のポートフォリオが可能です。
毎月4万円ほど投資できれば、翌年には約32ドルの配当が得られます。ご参考まで
※投資金額・年間配当は2021年8月15日時点のものです。支払い日は変動の可能性があります
※税金および売買手数料は考慮していません

銘柄投資金額年間配当支払い日
P&G143.64ドル3.47ドル2,5,8,11月
ユニリーバ57.77ドル2.01ドル3,6,9,12月
JPモルガンチェース159.98ドル3.60ドル1,4,7,10月
合計361.39ドル8.08ドル