【一石二鳥!】米国投資の英語術

2022年1月13日

今回は、私のモチベーションの一つである「英語力のアップ」について。

米国投資は英語の勉強素材の宝庫。
しかも、多くの無料コンテンツが利用できます。

投資を楽しみ資産を形成しながら、英語のスキルも向上できれば一石二鳥です。

今回は無料のニュースサイトCNBC(https://www.cnbc.com/world/)を利用した方法を紹介します。

記事の見出しを流し読み

まずはトップページから。
20記事ほどの見出しが並んでいますので、まずは流し読みしてみましょう。

見出しを読むだけで、世界でどんなニュースがあったのか、短時間でざっくり知ることができます。

見出しはニュースの中身がすぐにわかるよう、プロの記者が書いているもの。
これだけでかなりの情報を得ることができます。

多くの見出しにイメージ画像がついており、わからない単語があっても意味を推測できます。
受験勉強と同様、意味の推測は読解力の源です。

時間があれば気になる記事を読んでみるのもいいでしょう。

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気になるニュースを映像で

リスニング力アップのためには、CNBCTVが役立ちます。

内容はその日のニュースから、株式アナリストの論評、CEOへのインタビューなど多種多様。
1分程度のものからあり、通勤中の隙間時間に聞くにはもってこいです。

記事自体に動画がついているものもあり、コンテンツを探すのが面倒なら、それを見てもいいでしょう。

キャスターはネイティブなので、最初は何を言っているのかわからないかもしれません。
私も最初はそうでした。

しかし、3分でもよいので毎日聞くことで次第に慣れてきます。
語り手の表情やトーンから内容を推察するトレーニングにもなります。

また、気候変動や仮想通貨ブームなどのトピックを深堀した、10分を超える動画もあります。

長めのコンテンツを見るのも、世界のトレンドや経済の状況などを詳しく知るうえで便利です。

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投資家におすすめの記事

「Stocks making the biggest moves」という記事があります。

大きなニュースや値動きのあった銘柄を紹介するもので、休日以外は毎日更新されます。

この記事の良いところは、簡潔で論理構成が明確であること。
「Aという会社にBというニュースがあった。株価が〇%変動した」といった感じ。

企業の情報を短時間で得られるだけでなく、英文を書く際のお手本になるような文章です。

例えば9月17日の記事を見てみましょう。
取り上げられているのはモデルナです。

Moderna — The vaccine maker’s shares lost nearly 2.5% as the Food and Drug Administration vaccine advisory committee prepares to enter discussions on Friday afternoon about a Covid-19 booster shot that would be offered to the general public and vote on the Pfizer-BioNTech shot.

Stocks making the biggest moves midday
CNBC(9/17),Tanaya Macheel より

(簡易訳)
モデルナ
①株価2.5%下がった。
②FDAのワクチン委員会が、金曜日午後、一般市民へのモデルナワクチンのブースターショットを認めるか議論を始めた。
③委員会はファイザーとビオンテックのブースターショットを認めるかについても投票を行う。

スリーステップほどで読み終わります。

余計な意見が入っていないため、事実を素早く知ることができます。

大企業の株が数%の大きな動きを見せた際には、大抵ピックアップされます。
自分が保有する株・狙っている株について、大きな動きがあった際に素早く知ることができます。

まとめ

海外の株に投資するなら、海外で何が起きているのかチェックするのが欠かせません。

個別株投資でもインデックスファンドへの投資でも同じです。

しかし、英字新聞や海外ニュースにじっくり取り組むのはハードルが高い。
平日にそんな時間は取れないでしょう。

海外メディアと隙間時間をうまく利用すれば、情報収集と英語の勉強を手っ取り早く済ませられます。

本稿で紹介したスリーステップであれば、慣れれば10分程度で終わります。

ご参考になれば幸いです。