【2025年8月の振り返り】夏枯れは起こらない
穏やかな夏のマーケットでした。
関税の影響が見えてきたこと、9月FOMCの利下げ期待が織り込まれたこともあり、S&P500は最高値を更新。
6400台でフィニッシュしました。
さらに好調なのが日本市場。
バブル後最高値を更新し、一時は4万4千円台に迫りました。
月末に揺り戻しがあったものの、4万2千円台後半でフィニッシュ。
いずれの市場も楽観が過ぎるのではと不安になります。
目次
4月の投資結果
トレード

日本株すべてとATTを売却しました。
市場が高値圏にあると考え、上値が限定的と判断した銘柄を処分し、現金を確保した形です。
日本株はトータルで80万円程度の保有とエクスポージャーが少なく、配当も半期ごとで年間2万円ほどの受け取りだったので、管理の手間も考えて処分。
トータルだと1.5倍ぐらいのリターンが出たので十分です。
ATTは減配時も我慢して保有を続けていましたが、株価が回復してきたので処分。
増配も見込めず、配当利回りも3.8%程度に落ちてきたので、代替銘柄の選択にも苦労しないレベル。
配当

約250ドルの受け取り。
次回からATTの受け取りがなくなるので、売却分を再投資して補いたいと思います。
今年度の目標は受取配当で3,000ドルを超えることなので、ちょうど巡航速度です。
新たに追加した銘柄

グロース株比率を少し高めようと思っていた中、アクセンチュアは狙っていた銘柄。
300ドル近辺ではまだ高いと思っていましたが、200ドル台半ばならバリュエーション的にも割高感無し。
配当もしっかり払っているので、様子を見て買い増していきたいと思います。
8月の反省~高値についていくのか
日本株はいいタイミングで処分できました。
上昇基調では、威勢のいい掛け声が散見されますが、関税の不透明さ・日米金利差の縮小による円高懸念など踏まえれば、更なる上値余地は限定的かと思います。
米国株もAI銘柄がマーケットを引っ張ってきましたが、エヌビディアの決算も終わり若干息切れを感じます。
4月の安値時はリスクを過度に織り込んでいましたが、今では株価はポテンシャルを折り込む水準に。
こちらも手が出せません。
一方、AIに浸食される懸念があるのか、ソフトウェア銘柄などは軟調で、リバランスの好機だと考えています。
ポートフォリオに全体の配当利回りは一時4.5%ぐらいありましたが、3.5%程度まで下がってきました。
3%台は維持しつつ、成長銘柄も機動的に積み増していきたいと思います。
アクセンチュアはやアドビの買い増し、様子をみてセールスフォースなどをウォッチします。