【2025年4月の振り返り】ハイパー・ボラティリティ

とんでもない月でした。

トランプが追加関税を発表した4月初旬から株価は垂直落下。
S&P500は一時4800台へと突入。

しかし、関税を3か月延期すると発表し、4月半ばにかけて5500台急回復。

これで終わらないのがすごいところ。
今度はパウエルFRB議長を解任すると言い出し、S&P500は再び5100台へ。
これに対しても、「解任するつもりはない」と火消しに走り、4月半ばから株価は9連騰。

結局4月は前月末とほぼ変わらない水準で終了しました。

4月の投資結果

トレード

月前半は関税ショックにやられ、景気敏感株を損切し、資金を確保。
当面は下げ相場が続くと考え、少しずつ買い増し。

しかし、買い方がせこく、月後半の上昇についていけず。
トータルでの資金収支はトントンでした。

アルファベットやアプライドマテリアルズなど値動きの軽いテック株は、
4月前半の暴落時にもう少し買っておくことができたと反省しています。

損切した中には、3月に購入したばかりのグローバル・ペイメンツも。
割安とは思ったのですが、無理して買わなくてもよかったかなと。

ただ、同業を3兆円規模で買収するとの報道から、株価には損切時からもう一段階の調整が入りました。
負債が大きくなり、株主還元力の低下が見込まれることから、買いのロジックは崩れています。

配当

約240ドルの受け取り。
4月としては過去最高額で、昨年の145ドルから約100ドルの増加。

去年と比べると長期債の積立てやペプシコ・GSKあたりの増加が寄与しています。
多少の期ずれもありますが、今年度の月次受取額は240~260ドル程度で安定しているので、この調子。

新たに追加した銘柄

なし

4月の反省~暴落時の心構えを実践できたのか?

3月末に「市場が動揺すれば積極的に買い」と偉そうなことを言っておきながら、実践できず。
4月前半はテック株の買い場と思いつつ、「まだ底がある。下落が続く」との意識に勝てず。

アドビやアルファベットなどをせこく一株単位でわずかに買い増したのみ。

(3月のコメント)
新たに構築したポジションの動静は慎重に見極めつつ、
テック企業の株価が魅力的な水準まで下がれば、積極的に買い向かいたいと思います。
市場が動揺するなら、ポートフォリオリバランスの良い機会として、利用するのみ。

底値では買えないとわかっていながら、ボラティリティの高さについていけず。

自分も市場の流れには抗えないようなので、配当株をコツコツ積み増し、
グロース株は拾えたらラッキーぐらいに思うのがちょうどよいのかも。