【最初に何買う?】はじめの3銘柄~生活必需品編~
コロナウイルスの蔓延が止まりませんね・・・
このような状況下でも安定した業績・配当が見込めるのが生活必需品です。
いうまでもなく「必需」だからです。
加えて、よく知っているブランドにはみな何か思い出があるはず。
商品を使ったことがあれば、心理的にも投資しやすいです。
本稿では生活必需品銘柄から、値段的にも投資しやすいおすすめ3銘柄を紹介します。
なるべく買いやすい銘柄ということで以下3点を基準としました
・1万円前後で買える
・誰もが知ってるブランドを持った大企業(売上高1兆円以上)
・配当利回りが3%超
詳細な分析は別記事に譲り、それでは早速始めましょう。
目次
ユニリーバ
どんな会社?
全世界で売上高が5兆円を超える超大手です。
食品から化粧品まで幅広く取り扱い、商品の幅広さは圧倒的です。
最初に買ったときは高校時代にかっこつけてリプトンを飲んでいた当時を思い出しました笑
愛飲していた商品の会社の株を持つようになるとは、大人になったものだと実感します。
主な商品
・個人ケア:ダヴ(石鹸)、ラックス(シャンプー)、モッズ・ヘア(シャンプー、ヘアワックスなど)
・食 品 :リプトン(紅茶)、クノール(カップスープ)、ビエネッタ(アイスクリーム)
・家庭用品:ドメスト(洗剤・漂白剤)、ジフ(クレンザー)
これでもほんの一部です。
これらの商品の需要が消えてなくなることは想像できません。
新興国での売り上げも伸ばしており、安心して投資できる企業の一つです。
いくらで買える?
株価:55.51ドル(約6,100円)
配当:2.01ドル(配当利回り3.63%)
株価もコロナショック前を下回っており、配当投資家には買いやすい水準です。
ゼネラルミルズ
どんな会社?
言わずと知れたハーゲンダッツの会社です。
日本で言うと森永製菓や明治に近い会社です。
季節ごとに発売されるアイスは、進化をとどめるところを知りません。
マロンタルトバーが8/31に発売されたとのこと
早く食べたい笑
しかし、アイス事業はごく一部。
日本でなじみのブランドは少ないですが、シリアルからスナック菓子、ペットフードまで幅広い食品を販売しています。
過去には、とんがりコーンを森永製菓と開発しています。
いくらで買える
株価:57.73ドル(約6,400円)
配当:2.04ドル(配当利回り3.53%)
偶然にもユニリーバに似た感じですね。
株価はコロナショック前を上回っています
しかし、今年は増配を発表しており、配当利回り的にもそこまで割高感はありません。
また、上場来配当ゼロになったことがありません。
キンバリークラーク
どんな会社?
クリネックス(ティッシュ)のメーカーです。
そのほか紙おむつやキッチンタオル等を150か国以上で販売しています。
コロナ禍でティッシュ・トイレットペーパー買占めが起こったのは日本だけではありません。
また、ティッシュの買い占めが起こったのもコロナ禍が初めてではありません。
キンバリークラークは150か国以上で商品を販売しており、不測の危機に強い銘柄であるといえるでしょう。
いくらで買える
株価:136.74ドル(約15,000円)
配当:4.56ドル(配当利回り3.33%)
単価が少し高いのがネックですかね。
しかし、ティッシュ買占めなどでコロナ全盛の2020年春~夏に株価が上昇したあと、現在はコロナ前の水準に戻っています。
すごいのは、過去48年連続で配当を増やし続けているところです。
幾多の試練を乗り越えて増配を続けているのは安定・信頼の証。
慎重な投資家が最初に選ぶにはぴったりな銘柄です。
まとめ
ここで紹介した銘柄は、コロナ最盛期の昨年春~夏にかけて大いに買われました。
しかし、今はコロナにビビる投資家は少なくなり、全体的に価格が下落しています。
しかし、市場にはびこるリスクはコロナだけにあらず。
そして今の市場はリスクをあまりに軽視しています。
市場全体が浮かれている今こそ、そっぽを向かれている安定銘柄にも目を向ける時期です。
ビビりで慎重な投資家はひたすら配当を積み上げるのみです。
おまけ:10万円でつくる安定ポートフォリオ
単価 | 株数 | 合計 | 年間配当 | |
---|---|---|---|---|
ユニリーバ | 55.51ドル | 7 | 389ドル (約42,700円) | 14.07ドル |
ゼネラルミルズ | 57.73ドル | 4 | 231ドル (約25,400円) | 8.16ドル |
キンバリークラーク | 136.74ドル | 2 | 274ドル (約30,000円) | 9.12ドル |
合計 | 894ドル (約98,300円) | 31.35ドル (約3,400円) |
商品の分散がより図られているので、ユニリーバを厚めにしてみました。
税金を引いても年間で2,000円ほどの配当。
なかなかうれしくないですか?