【2025年9月の振り返り】完全なるユーフォリア

9月も好調なマーケット。
日米ともに株価は最高値を連日更新。

期待通りに9月のFOMCで利下げが再開されました。
それにそってAI関連のテック株中心に好調を維持。

日本では、日銀によるETF売却開始との発表もありましたが、足元株価への影響は限定的でした。

日経平均5万円といった景気の良い話もちらほら。

日米金利差が縮小も、為替は147円前後のレンジで安定。
為替リスクも小さく株価上昇を享受できる、凪をエンジョイした感じです。
一方、日米ともに株価指数はバリュエーションが高騰しており、必ず調整は入るはず。

慎重なスタンスを崩すべきではないと考えます。

9月の投資結果

トレード

先月日本株を処分したためキャッシュには一定の余裕あり。
値動きが冴えない高収益企業としてファクトセットを新規購入。

高配当株と値動きが冴えない高利益率の企業を両にらみで拾っていくスタンスは継続。

配当

約334ドルの受け取り。
段階的に買い増してきたユナイテッドヘルスの貢献が大きくなってきました。
利回り自体はそこまで高くないですが、NISAのおかげで配当効率は高く。

NISAの恩恵を強く感じる。

新たに追加した銘柄

値動きが冴えない高利益率・グロース株を物色していたところファクトセットが魅力的な水準に。

他の金融サービス企業(S&PグローバルやMoody’s、MSCIなど)のPERが軒並み30~40倍台にある中、
ファクトセットのPERは25倍程度まで下落。

ただし、購入直後に発表された決算が嫌気され、現在の株価は280ドルまで暴落。

ただし、PERも20倍台を大きく下回り、S&P500指数全体のPERを下回る状況。
データプロバイダとして、AIによる代替やサブスクリプション契約の減少などが懸念されているようですが、依然として30%を超える営業利益率を維持しており、さすがに売られ過ぎだと思います。

二桁の高成長継続は難しいかもしれませんが、成熟した高収益企業として安定した株主還元が期待できます。
今後も株価をみて買い増していきたいと思います。

9月の反省~NISAの使い方

NISAの成長投資枠(240万円)をほぼ使い切り、残枠が約13万円となりました。

期初は何でもNISA枠で買ってしまい、もう少し計画的に使うべきだったかもしれません。
銘柄をNISA・特定口座で両方で買うと管理が煩雑になるため、買い余力を残せていないのは反省です。