【2024年6月の振り返り】宴の余韻はいつまで続く?
6月の相場はエヌビディア祭りのロスタイム。
ハイテク株の多いナスダックは6%を超えて上昇。
一方、オールド銘柄の割合が高いダウの上昇は約1.2%と控えめ。
年初来のリターンでAI・半導体銘柄とそれ以外の格差がさらに開く形となりました。
円安も加速。
米株高・円安の併存という、日本の投資家が新規投資するのには厳しい状況。
目次
6月の投資結果
トレード
積極的な買いは控えました。
理由は円安。
円高リスクを回避したというより、単純に高くて買えない。
百ドルちょっとのJMスマッカーを5株買っただけで、10万円弱。。。
海外旅行に行った人と同じような感覚だと思います。
株式投資でも日本の購買力低下を感じます。
配当
3の倍数月は書入れ時。
四半期決算で配当を出す銘柄が多く、300ドル少々の受け取り。
ただ、3月と比べると50ドルほど減少。
これは3Mがスピンオフに伴い、大幅に減配したため。
スタバ・CME・ユナイテッドヘルスといった最近買った銘柄からの配当で補いきれず。
新たに追加した銘柄
なし
6月の反省~AIブームはロスタイム?
6月前半は引き続きエヌビディアが引っ張る展開。
一時はマイクロソフトを抜いて時価総額トップに躍り出ました。
しかし、後半になるとやや勢いが失速。
最高値からは10%ほど下落し、その後は一進一退。
エヌビディアといえど、ここから倍々ゲームでの利益拡大は不可能です。
そんなレベルで成長したら、エヌビディアの売上高が半導体全体の市場規模を超えてしまいます。
そんなことはあり得ません。
よってバリュエーション的にも割高感が。
円安も重なり、米国の割高ハイテク株のリスクは高まるばかり。
成長鈍化・バリュエーション下落・円安反転のトリプルパンチを食らいかねません。
宴はそろそろロスタイム。
無理に参加する必要はなさそうです。