【2024年5月の振り返り】Sell・in・May
5月の相場は勝者総どり、エヌビディア祭り。
同社が引っ張りナスダックは最高値を更新しましたが、
ダウ平均は5月前半連日連騰も後半失速、4月末日で微上昇にとどまりました。
“Sell in May"が当てはまらなかったとの論もありますが、少し誤解が。
一部のスーパースターが引っ張っただけで、多くの銘柄は下落しています。
目次
5月の投資結果
トレード
ネットの買い越しは少なく、ポートフォリオの調整程度。
ウォルグリーンはすべてのポジションを解消。
株価の底が見えず損失を確定。
減配したのに、配当利回りが6.5%に上昇。
さすがに一株当たり1ドルの配当程度は維持できると思うのですが、再投資はステイ。
決算で爆下げしたスターバックスを追加。
75ドルの水準は明らかに下げ過ぎで。
ただ、高配当とまでは言えないので90ドルぐらいまで戻れば売却を検討。
配当
ベライゾンやBTIといった主力配当株からの受け取りがあり、250ドル弱。
円換算したら4万弱なので、副業といえるレベルでは。
また、長期債ETF(VLT)を積み増してきた効果が出てきました。
長期金利の上昇余地は大きくなく、引き続き積み増し予定。
新たに追加した銘柄
2022年以来2度目の投資。
前回は74ドル・80ドルで買い、95ドルで売却。
年初から下落基調でしたが、決算発表で一気に16%下落。
米国のインフレ、中国の不況により主力市場での成長鈍化に苦しんでいます。
株価80ドル未満はコロナ禍前と同様の水準であり、さすがに下げ過ぎ。
旅行需要が強い反面、外食費用は高騰中。
価格帯がクリアな分、チェーン店は旅行先でも安心して入れる選択肢として見直されるのでは。
5月の反省~Sell in Mayに従ったが
4月の流れが続くことを予想し、慎重な行動に徹しました。
が、市場は急反発。
ナスダックは最高値を更新しました。
ただし、相場はエヌビディアかそれ以外という感じでした。
1か月で20%上昇し、一人で市場をけん引。
時価総額は2位のアップルに迫り、6月に入って逆転しました。
その他の銘柄はそれほど上がらず、むしろ売られているぐらいだと感じます。
AIの熱狂がどこまで続くかはわかりませんが、腰が折れたら指標への影響も大。
指標はあまり気にせず、売り込まれた銘柄を拾っていくのがベターかな。