【2024年5月の振り返り】Sell・in・May

2024年6月29日

5月の相場は勝者総どり、エヌビディア祭り。

同社が引っ張りナスダックは最高値を更新しましたが、
ダウ平均は5月前半連日連騰も後半失速、4月末日で微上昇にとどまりました。

“Sell in May"が当てはまらなかったとの論もありますが、少し誤解が。
一部のスーパースターが引っ張っただけで、多くの銘柄は下落しています。

5月の投資結果

トレード

ネットの買い越しは少なく、ポートフォリオの調整程度。

ウォルグリーンはすべてのポジションを解消。
株価の底が見えず損失を確定。
減配したのに、配当利回りが6.5%に上昇。
さすがに一株当たり1ドルの配当程度は維持できると思うのですが、再投資はステイ。

決算で爆下げしたスターバックスを追加。
75ドルの水準は明らかに下げ過ぎで。
ただ、高配当とまでは言えないので90ドルぐらいまで戻れば売却を検討。

配当

ベライゾンやBTIといった主力配当株からの受け取りがあり、250ドル弱。
円換算したら4万弱なので、副業といえるレベルでは。

また、長期債ETF(VLT)を積み増してきた効果が出てきました。
長期金利の上昇余地は大きくなく、引き続き積み増し予定。

新たに追加した銘柄

2022年以来2度目の投資。
前回は74ドル・80ドルで買い、95ドルで売却。

年初から下落基調でしたが、決算発表で一気に16%下落。
米国のインフレ、中国の不況により主力市場での成長鈍化に苦しんでいます。

株価80ドル未満はコロナ禍前と同様の水準であり、さすがに下げ過ぎ。
旅行需要が強い反面、外食費用は高騰中。
価格帯がクリアな分、チェーン店は旅行先でも安心して入れる選択肢として見直されるのでは。

5月の反省~Sell in Mayに従ったが

4月の流れが続くことを予想し、慎重な行動に徹しました。

が、市場は急反発。
ナスダックは最高値を更新しました。

ただし、相場はエヌビディアかそれ以外という感じでした。
1か月で20%上昇し、一人で市場をけん引。
時価総額は2位のアップルに迫り、6月に入って逆転しました。

その他の銘柄はそれほど上がらず、むしろ売られているぐらいだと感じます。

AIの熱狂がどこまで続くかはわかりませんが、腰が折れたら指標への影響も大。
指標はあまり気にせず、売り込まれた銘柄を拾っていくのがベターかな。