【2024年3月の振り返り】森を見て木を見ず

日米ともに株式市場は衰え知らず。
ダウ平均は節目の4万ドル、S&P500は5,300目前。
日経平均も最高値を突き抜け、4万円台がほぼ定着。

AI/半導体関連から、バリューへも物色対象が広がっているようです。
全体的にリスクプレミアムが低下し、銘柄選択が難しすぎる。

3月の投資結果

トレード

高値圏での推移に合わせ、今月の動きは少なめ。
クアルコムは目標株価を10%以上超過したので売却。
目標株価を超えても我慢し、550ドルの売却益は上出来。

半導体市場は底打ちしたのか、マイクロンなどのバリュー半導体銘柄にも買いが入る状態。
ただ、先高期待が行き過ぎているので、調整が来るかと。

CMEは割安感はありません。
市場の下落に備え、低ベータ・高収益率での買い。

配当

3月は株式ETFの配当がある書き入れ時。
クアルコムからの配当がなくなるのと、3Mのスピンオフがあるので、6月どうなるかは要注意。

新たに追加した銘柄

自分が想定する1年後の目標株価を上回る水準で割安とは言えず。
ただ、配当を増やしていくには高値圏でも多少の買いは必要。

営業利益率の異常な高さに加え、ベータが0.5と低いのが特徴。

また、見た目の配当利回りは2.1%程度ながら、利益に応じた特別配当があるのも特徴で、
昨年の特別配当も含めた配当利回りでは、4.5%弱と高い水準です。

地政学リスクもあり、コモデティヘッジへの需要は減退しないと予想。
すぐの反発を狙うよりも長期目線で保有したい銘柄で、下げるようであれば買い増し予定。

3月の反省~森を見て木を見ず

素材や金融などバリューにも物色が広がり、私のポートフォリオには追い風でした。

ただし、それらが安値の時に買い増せなかったのは反省ポイント。
FMCやリンカーン・ナショナルなどは安値で買うチャンスがいくらでもあったのに。
指数自体が上昇しなくても、物色対象が変われば動くのが市場。

特にバリューが安値で落ちている時に無視してしまいがちなのは相変わらずの癖。