AIはどこまで教えてくれる?
AIブームが市場を席捲しています。
AI銘柄はバブルだと思ってるので手は出しませんが、AIと投資の関係には興味があります。
ロボアドなどで既に実用化されていますが、AIは投資にどの程度役立つのか。
マイクロソフトのBingを使ってみました。
目次
AIに聞いてみた
Bingに対してマイクロソフト自らのことを聞いてみました。
マイクロソフトの株価は?
マイクロソフトの株価は、6月23日の終値で335.02ドルでした。前日比では-4.69ドル(-1.38%)の下落でした。52週間の高値は351.47ドル、安値は213.43ドルです。時価総額は約2兆4千億ドルで、IT・通信業界の中でもトップクラスの規模です。
現在の株価だけでなく、直近の最高値・安値も教えてくれて便利。
関連リンクとしてヤフーファイナンスも示してくれました。
マイクロソフト株のベータは?
マイクロソフト株のベータは、市場全体の変動に対する個別銘柄の変動の度合いを表す指標です。ベータが1より大きい場合は、市場よりも変動が激しいということになります。ベータは、以下の式で計算できます。
β=Var(Rm)/Cov(Rm,Ri)
ここで、Rmは市場ポートフォリオのリターン、Riは個別銘柄のリターン、Covは共分散、Varは分散を表します。マイクロソフト株のベータは、いくつかの情報源によって異なりますが、おおよそ0.8から1.0の間にあります。これは、マイクロソフト株が市場とほぼ同じかやや小さい程度に変動することを意味します。
ちょっと専門的な質問。
ベータの定義から丁寧に書いてくれました。
市場ポートフォリオを何とするかでベータも変わるので、そこを勘案してか明確な数字は示しませんでした。
マイクロソフトの株価は今後どうなると思う?
マイクロソフトの株価は今後どうなるかは、私にもわかりません。しかし、いくつかの情報源によると、クラウドサービス「アジュール」やオフィスソフトなどの事業が好調で、長期的には成長が続くという見方があります。一方で、為替レートの変動や競合他社との競争などのリスクもあります。投資判断は、自分で調べて慎重に行ってくださいね。
両論併記で、ファイナンシャルアドバイザーの模範回答のよう。
エビデンスとしてブルームバーグや投資家ブログを紹介してくれました。
便利な使い方
色々検索してみましたが、過去のデータを取るにはとても便利だと思いました。
例えば連続増配年数。
SECのデータ等では10年以上遡るのが面倒な場合もあるので。
ファイザーの増配年数は?
ファイザーの増配年数とは、ファイザーが連続して配当金を増やしている年数のことです。ファイザーの連続増配年数は、13年です(2022年現在)。最近は新型コロナワクチンで脚光を浴びていますが、ファイザーは1849年設立の老舗医薬品メーカーです。かつては27年間連続増配もしていましたが、2009年に大幅に減配したことで途切れました。
注意点
ソースや計算方法によって数値が変わるトピックについては注意が必要と感じました。
例えば・・・
PER:将来利益か直近の実現利益を使うか
キャッシュフロー利回り:分母が営業キャッシュフローかフリーキャッシュフローか 等
提示されたソース(リンク)を確認しに行くか、検索時に詳細を指定する必要がありそうです。