【市場の反発いつまで?】FOMOに負ける自分が怖い

全般的戻り基調の株式市場。

米国のS&P500指数は最高値からの下落分の半値戻し達成。
日経平均も29,000円台をうかがう展開に。

最近まで「どこまで下がる?」とビビっていたのに、
いまや「早く買わないと!」との焦りにビビる始末。

急反発する株式市場

上の図はS&P500指数の年初来のチャートです。

6月半ばから2か月で15%上昇。

テクニカル分析は信じていませんが、さすがに上昇がきつすぎると思います。
一方、最高値からの半値戻しに過ぎないので、先の展開は読めないですね。

キャッシュで膨らむFOMOの恐怖

FOMOは「Fear of missing out」の略。

いわゆる「乗り遅れ」にビビる心理です。

株価が下落すると売りに走り、上がり始めると急いで買い戻す非合理な行動を引き起こします。

頭でわかっていても、抗うのは難しいのが実感です。
ここ数週は朝起きるたびにS&P500の上昇を目にし、「買っとけばよかったか?」という不安が生じます。

私はネガティブ思考なので、下落に備えて現金を多めに保有してる(つもり)です。
現金ゼロのフルインベストメントなんてビビりの私にはできません。

一方、キャッシュを持っているとFOMOの恐怖が増幅するトレードオフ。

フルインベストメント:株価の変動による心理負担大
キャッシュ保有大:FOMOによる心理負担大

私も現金を20%近く保有しつつ、やっぱりFOMOにビビって昨日も買ってます・・・

不安への対応

FOMOを完全に抑えるのは普通の人間には不可能だと感じます。

割安・妥当と判断した株をちょこちょこ買って、安心感を得るしかなさそう。
そのための原資の管理だけはしっかりしていきたいと思います。